理屈ではなく、まず企業に行くこと
高度情報化社会になろうが、インターネットの時代になろうが、いい就職をするためのメインの行動は、自分の足で企業を訪問することです。
就職活動は、企業を訪問しないことには始まりません。
より高い実力が求められる仕事に就けるのか、企業そのものはどうなのかなどは、実際に行ってみないと絶対に分かりません。
就職は、個人ベースで考えるべきもので、実際に自分で行って、話して、その場の空気を吸って、肌で感じるものが何よりも重要な判断材料となります。
就職活動はPIAN、DO、SEEの試行錯誤を繰り返していくわけですが、その前に、まず「最初のDO」(最初の一歩)が必要になります。
就職活動では、最初の一歩に意外と手間取る人が多いようです。
確かに、就職活動は初めての経験であり、それは、アウトドア経験のない人が、一人で森の中を探検するようなところがあります。
本当の森に入るには、森の地形や自然、その中での動き方、危険から身を守る方法など、事前に周到に準備してからが望ましいでしょう。
しかし、就職の森(就職戦線)に関して言えば、最小限の準備でいいから、まず森に入って、その中で経験を積み、実力を上げていくという活動の方がいいと思います。
つまり、大切なことは、準備は簡単でいいから、まず動くことです。
中には、なかなか森に入ろうとせず、入り口で躊躇してしまう人もいます。
就職活動を過度に理屈っぽく考えたり、あまりに多くの情報を得たりすると動けなくなってしまいます。
新卒就職では、あまり考えていないで、簡単な準備でいいから、とにかく企業を訪問すること が重要です。
同様に、訪問する企業の選定も適当でいいと思います。
端的に言って、多くの学生は社会や仕事のことを知らないのですから、あこがれを除けば、行きたい企業も、やりたい仕事もないと思います。
多くの人は、志望企業を決めるための自己分析を必死に行なっていますが、企業を訪問する前に「自分に合った企業とは」などと考えることは、得策ではありません。
かえって間口を狭めるだけで、マイナスの方が大きくなります。
最初の一歩のための企業選定は、もっと簡単に考えていいのです。
興味があってもなくても、上位企業でも中堅・中小企業でも、たまたま求人票を見た企業でも、とにかく行ける機会のあるところに行けばいいのです。
訪問する名目も、説明会でもセミナーでも業界研究会、OB懇談会でも、採用試験でも合同面接会でも何でもかまいません。
要するに、スタートなんてあいまいでいいのです。
本当の就職活動を始めるためには、とにかく企業に行くことです。
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