新卒就職は専門能力ではなく「基礎能力+人間性」での戦い
企業が求めている人材は、一言で述べれば、「一緒に仕事がしたい人」であると思います。
気持ち良く一緒に仕事をするためには、仕事をする能力が高いことに加え、人間的魅力が求められます。
いくら仕事ができても性格が悪い人とは一緒に仕事をしたくはありません。
逆に、人が良くても仕事ができず、周りの人に迷惑をかけるようでは当然嫌われます。
つまり、
企業が求める人材=高い能力(仕事ができる)+人間的魅力(人柄がいい)
でしょう。
したがって、企業に内定するためには、「高い能力+人間的魅力」を証明していくことが必要になります。
一般的には、面接、特に自己PRによって証明する機会が与えられます。
ビジネスマンとして重要な実力とは専門能力です。
学生からみれば、実力とは「将来の専門能力」です。
特に部長や課長などは、ビジネスマンとしての「幅広い基礎能力」があっても、専門能力がないと生き残っていくことは困難です。
したがって、転職する場合、幅広い基礎能力で戦うのは不利です。
しかし、専門能力が重要なのは、将来のことであり、今、すなわち新卒時に専門能力が必要なのではありません。
そもそも、新卒時に、そんな驚くほど優れた専門能力を持っている人はありません。
「誰にも負けない得意分野を作ろう」は、「やりたいことを見つけよう」と同様に、社会に出てからの目標であって、学生のうちにそんなものが身についているというケースは、ほとんどないものです。
したがって、中途で転職する場合とは逆に、新卒時に専門能力で戦うのは普通ではありません。
既に社会に出ている人なら専門能力という武器はあっても、新卒は、基本的には「基礎能力+人間性」で戦うしかない と思います。
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