将来、やりたい仕事に就くためには、今「実力が求められる仕事に就くこと」
これからの時代は、良くも悪くも、定年まで同じ企業に縛られるということは少なくなるでしょう。
定年まで同じ企業にいるかどうかは結果であって、初めから決まっているものではありません。
そして、入社後に、やりたい仕事を追うことも可能になってきています。
逆に、(強い系)やりたい仕事を見つけ、(強い系)やりたい仕事に就かないと厳しいとも言えます。
そして、転職する・しないにかかわらず、やりたい仕事に就く、やりたい仕事を続けていくには実力がいるのです。
将来、「強い系やりたい仕事」に就くことは不可欠で、そのためには「今、やりたい仕事」に就くのではなく、「今、実力が求められる仕事」に就くことが重要なのです。
将来の独立や創業のためにも、今は、実力が求められる仕事に就き、実力をつけるべきなのです。
若いうちは、それほど高い実力が必要というわけではありません。
本当に高い実力が求められるのは将来であり、将来に即戦力で、やりたい仕事ができるような就職を、今はすべきなのです。
誰にでも、いい就職を実現できる「将来の強い系やりたい仕事」はあると思います。
自分の能力を最大限に生かせて、社会や人の役に立ち、そして自分も楽しく働ける、そんなまさに運命の仕事とも言うべき仕事が誰にでも必ずあると思います。
そんな仕事に就けば、いちばん幸せであることは間違いありません。
しかし、人間には未来が分からないため、それを今見つけることは、途方もなく難しく、まず無理なのです。
つまり、やりたい仕事を見つけ、その道のプロになっていくことは必要ですが、それを決めるのは、今ではないということです。
もちろん、例外はあります。
就職情報誌などを見ると、やりたい仕事に就ける職種別採用や専門職採用などが大々的に紹介され、日本を代表する世界的な企業(例えばソニーや本田技研クラス)の人事担当者が「やりたい仕事がはっきりしていて、高い専門能力を持っている人がいいですね」などと述べ、
その内定例として、理科系大学院出身、CPA取得、MBA取得、海外留学、TOEIC900点以上などの人が、「専門を生かして○○の研究がしたい」などと発言しています。
確かに、こういう人もいるのでしょう。
しかし、これらの人は、ものすごく就職に強いスーパーマンのような学生であり、希少な成功者です。
これは、特別な人が特別な就職をする戦いで、いわば特殊戦線といってもいいと思います。
それなのに、そういう成功者ばかりが誌面に載るから、おかしくなってしまうのです。
就職に限ったことではありませんが、一般的に、ほとんどの人は成功談にしか耳を貸しません。
そして、自分も同じやり方をすれば、成功者になれると考えてしまいます。
当サイトでは、この特殊戦線を「トップ戦線」、その中で、いい就職をするための方法を「トップ手法」と呼ぶことにします。
それが、「高い専門能力を生かして、○○の仕事がやりたい」というものなのです。
しかし、ほとんどの学生は一般学生であり、ほとんどの企業は一般企業です。
トップ手法は、一般学生が一般企業に、いい就職をする方法ではありません。
ほとんどの学生にとって「今の、やりたい仕事」は見つける必要がないと思います。
無理に、今、やりたい仕事を決めなくてはならないという理由も見あたりません。
「上位企業」は、いい就職のオプション目標として追ってもいいものですが、「やりたい仕事」は考えなくてもかまいません。
かえって就職活動が複雑になるだけです。
もちろん、やりたい仕事を考えることや自己分析が無意味というわけではありません。
たとえ、あこがれであっても、応募先企業を選定する際の一つの基準としては使えます。
ただし、就職活動を始める前に考える「やりたい仕事」(活動前の、やりたい仕事)は、いいところ、その程度です。
就職活動の目標としてメインで追うものではありません。
今は、間口を広げ、業種や職種にとらわれず、とにかく、より高い実力が求められる仕事に就き、多くの経験を積み、そして、将来、徐々にやりたい仕事を絞り、専門能力をつけて、強いビジネスマンとなっていくことが、最もベーシックで、破綻の少ない方法なのです。
理想を言えば、いい就職とは、「高い実力が求められる、やりたい仕事で、上位企業に入ること」となりますが、
現実的に追えるのは、新卒就職のメイン目標である「より高い実力が求められる仕事に就くこと」と「より上位の企業に入ること」 の二つだけでしょう。
つまり、ほとんどの学生にとって、
いい就職とは「より高い実力が求められる仕事で、より上位の企業に入ること」
です。 これが、新卒就職の目標です。
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