上位企業に入った方がいい。ただし、実力が求められる仕事に就けるのなら
一般的に新卒時は、一流企業、大企業などと呼ばれる上位企業に入れる最大のチャンスであり、一生のうちに一度は上位企業に入って、その世界を見ておくことは有意義であると思います。
したがって、上位企業をめざすという行動は正しいし、当然であると思います。
私でも、入れるのなら、上位企業に入ることを勧めます。
もうお分かりだと思いますが、私が言いたいのは、優先順位があり、それを間違えたら意味はないということです。
つまり、
上位企業に入った方がいい。ただし、実力が求められる仕事に就けるのなら
ということなのです。
上位企業は客観的にみて、いい企業ですし、先に述べたようなことから、実力をつけるためにも上位企業の方が、よりいいと言えます。
しかし、上位企業の中で「実力が求められる仕事に就けるのなら」という条件がつくのです。
これからの時代では、上位企業で実力が求められない仕事をするのならば、中堅・中小企業で実力が求められる仕事に就いた方がはるかにいいのです。
「上位企業」という要素は、「実力がつくこと=実力が求められる仕事に就くこと」をクリアした後に初めて、いい就職のための条件になってきます。
つまり、「上位企業」は、優先順位が二番目の条件です。
第一の条件である「実力が求められる仕事に就くこと」をクリアしていないと、
「上位企業」をゲットしても、いい就職の最低条件である、安定した生活も確保できません。
よく言われる「上位企業に入ったってダメだ」とは、「実力が求められる仕事に就けるかどうかも考えず、ただ、上位企業に入ってもダメだ」という意味です。
「上位企業内定至上主義」とは 「上位企業」を優先順位の第一として追ってしまうことであり、それでは、いい就職とはならないということです。
ちなみに、「実力がつくこと=実力が求められる仕事に就くこと」と、企業ランクとは、一般的にはトレードオフの関係にあります。
上位企業に無理して入れば、入ってからの身分は下がります。
中・下位ランクで入れば、補助社員として、実力が求められない仕事に就くことが多いのです。
特に女子の場合は、より顕著です。
第二優先として「上位企業」をめざせばいいのですが、「上位企業」を第一優先として活動してしまえば、頑張れば頑張るほど、いい就職からは離れていくという結果になります。
なお、これまでは「上位企業」という用語を使ってきましたが、実際には、上位企業に手が届く人は限られています。
汎用的に述べれば、目標としての「上位企業」という要素は、「より上位の企業」ということです。
したがって、「実力が求められる仕事に就けるのなら、より上位の企業に入った方がいい」ということです。
また、「いい企業」という表現も漠然としており適切ではありませんので、以降では「いい企業」を「いい就職ができる企業」と統一して記載することにします。
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