新卒就職のメイン目標は「より高い実力が求められる仕事に就くこと」
以前述べた、いい就職の定義を思い出してください。
いい就職=安定した生活+やりがい
いい就職の最低条件=安定した生活(の実現)
と定義しました。
これまでの時代では、安定した生活を実現するためには、安定した企業に入れば十分でした。
そして、多くの場合、安定した生活と、やりがいとはトレードオフの関係でした。
しかし、これからの時代では、安定した生活を送るためには、まず、やりがいがないとダメなのです。
やりがいがないような仕事は、実力が求められない仕事であり、安定した生活(年功賃金・終身雇用)を送ることは困難です。
つまり、いい就職の悪条件は「安定した生活」ではなく「安定した生活+やりがい」です。
本来、いい就職の定義に悪条件などというものはなく、いつの時代でも、いい就職とは「安定した生活+やりがい」なのです。
そして、本来、安定した生活と、やりがいとは、トレードオフの関係ではなく、極めて密接な因果関係があります。
「人はパンのためにも、やりがいを持って生くるものなり」なのです。
そして、その
「やりがい」とは、実力が求められる仕事に就くこと
なのです。
要するに、仕事は、難しく苦労が多いほどいいのです。
昔から言われている「若いうちの苦労は買ってでもしろ」ということわざの通りです。
反対に、簡単でラクな仕事ほど将来は芳しくありません。
つまり、これまでの時代においしかった仕事は、これからの時代には、まずくなるのです。
これまでの時代には、やりがいのない仕事で安定した生活を謳歌する人が少なからずいました。
しかし、その人たちは、これからの時代には、かなり不安定であると言わざるを得ません。
安定が保証されている仕事が崩れたときが、いちばん悲惨な気がします。
いい就職の条件にはいくつかありますが、際立って重要なのは「実力がつくこと=実力が求められる仕事に就くこと」です。
つまり、
新卒就職のメイン目標は、まず「より高い実力が求められる仕事に就くこと」
です。
実力が求められる仕事に就けば、やりがいはついてきます。
そして、実力がつき、安定した生活にも結びつきます。
これまでの時代には、やりがいはなくても安定した生活ができましたが、いい就職ではなかったと思います。
安定した生活とやりがいの両方があってこそ、いい就職です。
そのためにも、「実力が求められる仕事に就くこと=やりがいのある仕事に就くこと」は、「上位企業」や「やりたい仕事」という要素を超えて、必ず実現してほしいと切に願うものです。
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