いつの時代でも求められるものは「実力」
これからの時代に、いい就職(=安定した生活+やりがい)、あるいは、いい就職の最低条件(=安定した生活)を実現するための根本は「実力をつけること」です。
実力というものは本来、いつの時代でも求められるものです。
そして、その実力とは、要領やテクニックではないのです。
特にこれからの時代は、「実力」という言葉が前面に出てくると思います。
実力主義の時代への対応を端的に言えば、企業に守ってもらおうとはせず、個人が実力をつけていくことです。
他社でも通用する実力が身についていれば、何歳になっても仕事をしていけます。
リストラも倒産も恐れることはありません。
自分に実力さえつけられれば、少なくとも安定した生活は実現できるのですから、いい就職のための根本的な条件は、
「自分に実力がつく仕事をすること」
「自分に実力がつく企業に入ること」
です。
つまり、
いい就職の根本=(個人に)実力がつくことです。
これまでの時代は上位企業に入れば何とかなりましたが、これからの時代は実力があれば何とかなります。
つまり、これからの時代において、「実力がつくこと」は、絶対に外せない条件です。
実力主義は、合理的なため、競争をあおり、強者を優遇するという悪い側面もありますが、企業からみればこれからの時代は、実力がついていないと、本当につらいことになると思います。
だからこそ、すべての学生に、実力がつく就職をしてほしいのです。
実力がキーになるのなら、それを考えた就職活動をしなければなりません。
つまり、これからの時代において、「実力がつくこと」は、いい就職のための第一条件です。
そして、
いい就職ができる企業の根本=(個人に)実力がつく企業
ということになります。
ただし、これはベンチャーや外資系など、いわゆる「実力主義の企業」に入ることを勧めるものではありません。
実力主義の企業に限らず、本当の就職をすれば、すべての企業は「実力がつく企業」となります。
「企業に入るための、今の実力」と「企業に入ってからの、将来の実力」
実力といっても非常に幅があります。
どういう実力をつければいいのかが分からなければ、当然、どういう就職活動をしたらいいのかも分かりません。
これからの時代に不可欠な「実力」とは、どういうものなのかを考えてみましょう。
「実力」を時間的にみると、「今の、入社試験を突破するための実力」と「企業に入ってからの実力」の二つがあります。
シンプルに言うと、
実力=企業に入るための実力、企業に入ってからの実力
の二つです。
そして日本的雇用が崩壊した後、より重要なのは「入ってからの実力」です。
ここを間違えると、今、入社試験で、「実力の高い人が勝つ」という実力主義で勝っても、
入ってからは「入ってからが勝負」という実力主義で負けてしまうということになりかねません。
現実社会に出ると、おとぎばなしのウサギとカメのレースのようなことが往々にして起こります。
この二つの実力を絶対に混同してはいけません。
実力が高い方がいいのは間違いありませんし、入るときの実力も高い方がいいのです。
高い方がいいのだけれど、「入ってからの実力が高くなる」ということを忘れたら意味がないのです。
実力主義の「入ってからが勝負」という側面を忘れ、今、「実力の高い人が勝つ」競争に走りすぎると、失敗する可能性が高いのです。
つまり、
実力主義でいう「実力がある人が勝つ」=今のことではなく、企業に入ってからのこと
なのです。
私は、「これまでの時代」と「これからの時代」という使い分けをしていますが、
「これからの時代」を「現在は」「今は」と書くこともできます。
しかし、就職に関しては、「これからの時代」と考えた方がいいのです。
なぜなら、本来、就職活動は、もっと先の社会を想定して動く必要があるものだからです。
例えば、今から二十年以上先、すなわち中年以降になったときを考えておかなくてはなりません。
もちろん、二十年後の具体的なことを今、見極めようというのではありません。
ここで言いたいのは、就職を考えるとき、これからの時代とは、今ではなく、今を含めた将来すべての期間であり、
新卒就職では、「今のこと」よりも、「先のこと」を考えて動くべきであるということです。
この「時間的なズレによる違い」は、極めて重要な概念なので、確実に頭に入れておいてください。
なお、先にあげた、いい就職の根本「実力がつくこと」の実力も、当然「企業に入ってからの実力」のことです。
要するに、これからの時代(実力主義の時代)は、「企業に入ってからの実力で勝負」するのであり、いい就職の根本は「企業に入ってからの実力がつくこと」です。
「企業に入ってからの」を「将来の」と置き換えれば、つまり、
いい就職の根本=将来の実力
がつくことです。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:いい就職・いい仕事とは
トラックバック(0)
http://blog.shigoto-shikaku.com/mt/mt-tb.cgi/3519

